：：柚缶日記：：

怪盗。
怪盗！　怪盗っていいよね。
あれはファンタジーでありロマンだ。
盗難の予告状を出し、人の多い場所で、動きにくい礼服を身に纏い、
自分が主役のショーだとばかりに、誰も傷つけず、女に優しく、華麗に盗み、華麗に去る。
現実であるならそれは、幽霊のような手口。
探偵と怪盗なら、怪盗派です。

怪盗Rは飛び道具も移動装置も身体能力以外の特技もなくて残念だが
無駄にスーツに着替えるし、自分が主役！という堂々とした立ち振る舞いと、行為を楽しむ余裕が素晴らしい。
サッカー二回目でのフォンデュを撫でるシーンとか素敵すぎる。
ちなみに探偵側には飛び道具（サッカー）と移動装置（グライダー）があるんですけどね。クロードはコナン&キッドか。
Rはレコーダーじゃなくて、声帯模写でもよかったんでないかなぁとちょっと思う。
まぁRの身体能力は人外なんですけど、クロードも結構すごい腕力の持ち主だしなぁ。フランス人ぱねぇな。
それと、普段の姿が『冴えないイケメン眼鏡君』を演じているっぽいところもいい。
ラルフはマリアとそんなに身長も変わらないし、R時でも高校生くらいと言われるから
童顔のチビだったりするんだろうか。（といってもフランス側だとそうなだけで、普通の日本人の18才男子くらい、で）
R役の細谷さんのインタビューで、ばっちりRの性格を捉えたような言いまわしをされていて
ああそうだよなぁ芝居のふくらみってこういうことだよなぁ…！とぼんやりと描くRへのイメージが固まった気持ちだ。
ほんといい役者さんにピッタリと演じてもらった子だよR！

世の中にはいろいろ怪盗がいるかと思いますが
怪盗キッドのデザインはすげーいいよなぁ。と個人的に。
シルクハット！モノクル！スーツ！グライダー化するマント！
そしてなにより、それらが白い！　怪盗に白だぞ！　その悪目立ちっぷりが素晴らしい。
カードを発射するピストルとか人型の風船とか、小道具もいいよなぁ。
親父からの二代目ってとことか、影の補佐に老紳士がいるってのもいい。
作者はたぶん探偵より怪盗派だと感じるんだけど、まじっく快斗の新刊はコナンっぽかったんだよなぁ…
コナンもいろいろと小道具持ってるよね。最近は知らんけど、ああいうのは心をくすぐって来るぜ。
逆に、怪盗クイーンは作者が圧倒的に探偵派だろうなぁと思う。新刊でも浮彫すぎる。
あいつはなんで動きやすいボディスーツに着替えるのか、それがわからないよ！
せめてキャッツアイみたいに無駄にスカーフ巻いたりしようぜ！
ルパン三世も好きだ、最近のアニメシリーズは物足りないけどさ。原作もちらっとしか読んだことないしな…。
少なくともカリオストロはルパン的ではないってことを知っている程度だ。
まぁそんなこと言うと、アルセーヌも殆ど知らないんだが。探偵詐欺的な盗み方もしたことは知ってる。
セイントテールも結構好きだったなぁー。元からコメディだし無茶っぷりでいい。マジシャンと怪盗は合うよな。
二十面相は、探偵団メンバーの一人が怪盗って設定がいいな。
あれはキャラに倫理観が低すぎるが、母親が二人いるって時点で完全にギャグだからオッケオッケ。
あとは、犬神ゲルのとこのスパルタンXくんも好きだ！　脇役だからこそ働き者な、頑張るあの子かわいいなぁ。

リズム怪盗Rも、ちまちまとプレイ中。20時間越え。
サッカーやグライダーをAにした。あと脱出も。これであと13個。
Aにすると喜びの声が出る。「キタッ！A！…よっ、しゃぁあああニューレコォドッ！　キタァアアア！」など。
次は…Bからなかなか登れないランプか…Aで来ても最後でDに落とされるパンかな…。終盤の騎士団が一番苦手。
あとアニメを少し見返したら、ドレスのマリアはたまらなくかわいいし
大地のリズムはやっぱりぶわっとする自分好みだ！（その次のゲームでの大歓声演出は素晴らしい！）