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::柚缶日記::

もしもし!!!もしもし!!聞こえますか!!!

今日子さん

2015/12/12(Sat)

ドラマ全10話ちゃんと見たよー。よかった!
全然まとまってないけど、だらだらとまとめて感想。

原作は3巻までしか読んでなくて、4、5巻の要素がどのくらい入ってるのか知らないのだけど
原作通りのところもあれば、原作と違う設定やトリックや展開のところもあって、とても楽しめました。
原作と違う部分も、ちゃんと面白いオリジナルでよかった。コミカルな仕立ても。
サンドグラスが原作に存在しないなんて、知らなかったら考えられないだろうな。
厄介くんがずっとメインの設定だからこそ、恋愛パートも面白かった。
考えてみれば、恋愛でも、恋愛の方が盛り上がる設定だね、一日で記憶リセットって。
服屋の話は殺人事件で色恋沙汰なのにコメディになってる上に、主人公たちの進展にも関わっててよかったなー。
進展はしないんだけど。でも希望が続いていく。
(サンドグラスの服屋の意味は?と思ったけど、今日子さんの服かなと思ったけど
今日子さんの部屋にもちゃんと服揃ってて、どういう理由なのかしら…)
(あ。原作では同じ服を着ないって設定を思い込んでたけど、ドラマはそうじゃないか)
最後の一連の展開は、あの話か、と思ったら別の展開で、やっぱり今日子さんは探偵だった。
記憶を失わない方法も、唐突な方法ではなくて、過去の話が前提の伏線になってる。
最初は、今日子さんとの同棲ごっこからの裏切りが最終話だと思ってたんだけど
盛り上がる最終話でした。あの世界観で『普通の名前』の怪しさはすごい。

厄介くんは不幸で不運だけど、すごくすごくいい子。
はじめて名前で呼んでもいいと了承とったときの絶叫のかわいさ。
貧乏設定にしては、毎度いい服着てる気がするけどね!
今日子さんの舌打ちも愛しくて、そして無条件じゃないから、嫌いになりそうにもなるのも良い。
今日子さんのふてぶてしさや行動の速さやしたたかさは、本当に素晴らしい。
他人に甘えないで、初対面の相手にもちゃっかり甘えて、頭が良くて礼儀正しい笑顔の女性ってステキ。
明るくて淡々としてるところがいいんだよなぁ。怒りのシーンはちょっと違う?と思ったけど。
あと須永フェスタは原作通り、いかにもオフっぽい身軽な恰好だと良かったけれど。
厄介くんはまたきっと絶対、太ももに名前を書いてもらえる。
サンドグラスの面々も良かった。まくるちゃんの格闘技の意味は?と思ったけど利用されたし。
たまーに背後で忍者が殺陣してたのはなんだったんだろ?

西尾さんはたくさんシリーズ書いてて、完結もしてくれるから良い作家だなと思う。
須永先生が理想の姿なのかなと思う。あの速度でシリーズ並行しつつ推理もの書けるって異常。
クビキリサイクルもいいし、刀語も面白かったけど、今日子さんは特にいいな。
アニメ化で物語シリーズが有名っぽいけど、あれは萌え路線ギャン走りで好みと違うなぁ。
悲鳴伝も良かったけど1巻で満足してしまって続刊も、分かるけど1巻が一番いいなっていうのは
まあ戯言シリーズじゃなくて、クビキリと言った時点で。あとスピンオフ系はそんなに。
姉がすぐ、ニンギョウガニンギョウを良いと言うけど、あれは夢見がちすぎだろう?

No.1909|他版権話題

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