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::柚缶日記::

もしもし!!!もしもし!!聞こえますか!!!

かなたのあすとら

2019/08/02(Fri)

1~5巻まで読み返した~!
連載時はゆっくり読んでたけれど、一気に読むのもいいなあ。
アニメはギャオで1話前半と最新1週間を無料配信してるよ!(これで見てるのでまだ5話見てないです)
アマプラ他でも配信されてるよ!原作も3話までプラスで無料で読めるよ!

若い男女が宇宙キャンプ!遭難!みんなで力を合わせて、惑星を経由しつつおうちに帰るぞ!という説明だと
「青春成長ものか」とか「自分向けじゃないかな」とか感じる人も多々いると思うんだが(私がそう)
旅によって親の束縛を抜けて大人たちより信頼し合える仲間ができる部分も大いにあるけれど
惑星サバイバルにSFの王道要素やクローズドサークルが絡んで、ハッピーなリボンでラッピングされてるのが良い。
ハッピーエンドなのがいい。絶対に彼らの未来が楽しいのがいい。楽しかったキャンプのあとも。

「絶望したときこそ強がれ」の精神は、闇の中での光を信じる魂だよな。
それを告げて死んだ人はいた、だけど彼らは宇宙でひとりぼっちじゃないから。

アニメはキノコ回、だいぶ省略してたんだな。他の部分でも結構略されてるけれど
(カツカツだからwebの次回予告で4コマネタ回収してくれるのうれしいね)
シャルスの蘊蓄部分、原作の方が文明の独自性が分かり易くていい。
『異星に住むものは必ずしも言語を有した人型ではない』ってのは大事。
そういう意味での『宇宙人』は出てこない惑星探索SFだよなー
キノコの惑星でいえば、ポールツリーやグルッピーが原住民なので。グルッピーかわいいよ……

SFのネックである小難しさがないのは、作者がSFを「詳しくない」と言っていたり
キャラの明るさ若さがやっぱり強いなあと思う。ネチネチギスギスがない。犯人でさえ。怨みじゃないしな。
いわゆる超高校級が集まってるのも、物語の事情から繋がる理由があるしな。

生物への関心が高い→解剖が得意→料理が得意っての、繋がってていいなあ。
過去からすると、料理が得意という要素は薄いんだけど、「食べたい」欲求がプラスに働いてる。
たぶん傍にいたあの子が、食べることに肯定的だったのかな。
解体や調理できるシャルスいなかったら、肉を持って帰っても苦労してたよ!ってなる。
もちろん食材に関してのMVPはザックの可食判定機ですけれども。
チートすぎるけど、本来の方法は描写されたうえでその辺がさらっといけるのはいいよな。

船内でごはん食べるシーンが繰り返しあるんだけど(しかもロングショットで)
いつも席順が違ってて、席をわざと固定してない=みんなと喋る機会があるんだろなあ。
でもシャルスは大体アリエスの横か前な位置とってる気がする。一緒に調理してることもあるしな。

逮捕の件やWW3以降世界の意思の件、現代日本感覚のせいか、そううまくいくのかな…と感じてしまったけれど
『2063年』というあの世界だから、未来はこうあればいい理想もあるのかなと思う。
それよりさらに先へ進む主人公たちの意思もね。全員の本の出版のくだり、めっちゃ良い。シャルスはイケメン。
政府に代表で進言するのってカナタとシャルスで良かったのかな、ぽりねえは?

アリエス以外みんなそれぞれ過去に重しがあるし、シャルスとか未来に有るまじき旧態精神と思うんだけど
『重い』として描写されていない(中学時代の遭難時の方が強い)のに、親の対応はカナタが一番辛い気がする。
親の厳しいトレーニングが彼の実になっているのが本当に幸福で、それを受け入れている姿は強い…
そりゃあシャルスも「カナタのが強い」って言うよ。頭おかしいもんあの父親。先生がいてくれてよかった。

最初はスッカラカンに見えうるカナタの芯の強さに、みんなが惚れ込んでく説得力の高さもいいところだ。
熱血主人公だし怒るのもあるけれど、カラッとしてていい。頭も悪いわけではないし。
萌えとか燃えっていうより、キャプテンだなあ!と立ち位置に納得できる。
終盤に熱い燃えもあるよ!犯人確保以降のあの必殺技見てくれ。

ザックが体鍛えてるのはキトリーがあからさまに筋肉好きだからだろ。はっけよい。
キトリーの腐女子の才能はアニメではカットだろうな。いつもシャルス絡みなのはシャルスの言い方が悪いんか?
シャルスは距離がこう近いんだな、ルカと違って懐に入れずに気持ち悪いって言われるけれど。
社交性高いのか低いのか分かんないとこある。あーちょっとお芝居めいてるのかな。
まあシャルスは女の子をほいほい口説いてるように見えるからな。あれ全部口説いてないんだろうけれど。

アリエスの聞き違いの多さは、耳が悪いからなのでは、って思うんだけど別に伏線や共通点じゃなかったな。
どっかにないかなと思ったんだけど。

船内でのシャルスの過去話でみんなが泣いてしまうやつ
悲しい話を聞いて泣いちゃうパターンはちょっと苦手な流れなんだが、これのはいいなと思う。
そのあとに笑ってしまうシャルスとか、あと更にそのあとの一人での姿とかが、ああ…ってなる。
シャルスがゾクゾクもいいしキャバキャバ笑ってるのいつもすごくいい。よかったねってなる。
キャバキャバはアニメでどんな音声になるか楽しみですね。
目閉じてるシャルスがたまにノエルチャンドラーに見える。生物好きだし。

アニメでキトリーに屁こいたって聞くシーンさぁ…
グルッピーから降りるシャルスをカナタが支えるあの絵、完全にアニオリなんだよね……
どうして入れた…?やめろって動揺するだろ!!!!
まあシャルカナだかカナシャルだかはある回ですんごいことになるからな。あとエピローグ。
もちろんカナアリも安心。シャルアリはそういうんじゃないですけど、シャルスがアリエス大事にしてるのは良い…。
カナアリは結婚で「お嬢さんください」挨拶しに行くエピソードすき!もっと詳しく知りたかった!

シャルス描いてたけど、おえかきはむずかしいな~~

No.2425|彼方のアストラ関連

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