忍者ブログ

::柚缶日記::

もしもし!!!もしもし!!聞こえますか!!!

ざつだん

2020/02/08(Sat)

トレース台届いてるわよ!ペン入れできるぞ!


シャルスの独特な間って、一回しかやってないのに印象強いよな。
あれは、天然説と、刺客だから言葉を選んでる説ある気がする。両方なのかなー。
元来から、即リアクションする気質じゃなくて、ちょっと考えてから喋るおっとりとした性質…というか相手がどう感じるかをセイラを通して学んで(これを言うとセイラは喜ぶ、悲しむ)女性の扱いに長けていった…にしては、セイラとの最後のシーンは気やすい関係してるよね。それもセイラが、親しさを望んだからだとしたら…とは思うけれど、素のままのシャルスも形成されているよね、きっと。
そしてキャンプで初対面の相手と溶け込もうとして、言葉がつっかえるけど堂々としてるから『間が独特』で済まされている…?そして、言葉で下手打ちをしないように、その間を使う…?
言葉でのミスは、追求されてるときのうっかりなんだよね。ただ、セイラが映像記憶あるんだからアリエスのも覚えてるものでは…とは思う。ヴィクシアでは、セイラは記憶力いいなーくらいの感覚で、映像記憶、とはっきり性質を診断されてなかったせいかもしれんが。(これかな)つまり、アリエスとセイラを深層意識ではきっちり分けて見ている?自覚している?7話EDのすげーいいアニオリ、シャルスがアリエスとセイラを重ねてたんだろな、と思うし。セイラの存在が主体。きっと思わず撮ってしまったんじゃないかな…あれだけだと恋慕にも見えうるけど、実際もっと複雑な絡み合いがあるから…すき…。男が女を大切にする理由は、恋以外にもある。
ただ、以前にも触れたけど、アリエスに対して「王女セイラとして復活する」と言ったシャルスには、こら!!!!!ごめんなさいして!!!!!!って思ってるんだよね。シャルスの本音ではないけど、酷いこと言ったよなお前…アリエス気にしてないしたぶん聞いてないけど…怒ったのカナタだし…そこで怒るカナタがいい……あれはたぶん、仲間たちとの決別のためのセリフで、ここで憎んで欲しかっただろうに、なのにカナタは、シャルスの気持ちに寄り添いにいく……横暴に決めつけて、カナタ自身の心で、シャルスと過ごした時間を信じて失うのを嫌がる…好きなのは自惚れじゃないって分かる男…(全人類にモテモテだぜはここへのフラグだって言ってんだろ)愛……アガペーであり利己的であり…
あとカナタは、シャルスのその発言がアリエスにじゃなくても平等にブチギレしてくれる男。それを言うと誰が刺客だったとしても「助けてやるからな」の男。だからこそ、シャルスもアリエスも他の全員、カナタをキャプテンとして慕うんだ。ポリーナさんにとってのキャプテンは、昔の仲間の方かもしれんし、それでいいと思う。

アリエスが毎年楽しんでたローザポップのお祭りにみんなで行くのもいいよなあ。雪祭り的な…
指切りからして、札幌のように平穏な土地ではないかも知れんが。アリエスが暮らしてたのは郊外っぽくはある。

24旅で、さくらんぼによく似ているが実同士のくっついた実があって、可食判定ではspicyだったりsweetだったりでおかしいなあ…とカナタにも相談して二人で食べてみたら、気づけば高校の学生寮にカナタといたときの話しますね。

シャルスがtntnはむはむの24カナシャル夢オチ。4000字
セッセはしてないけど18禁にしとこ。
推敲ほぼなし、小説とプロットの間くらいの文(紙の本あったの削除)



------
気づけば、もうとっくに卒業して片付けたはずのカナタの部屋だった。思い出を一気に蘇らせる半袖の高校ジャージが、脱ぎ捨てられ床に落ちている。カナタの臭いが詰まったトレーニング器具。どこかふわふわとした感覚。むせ返る暑さ。空調が効いていない。ドアも窓もカーテンも閉め切っている。
夏休みのあの日だ。独特の臭いにおいにくすぐられ、次々と記憶が明瞭になっていく。家に帰る生徒が多くひとけの少ない男子寮に、シャルスはカナタの部屋を訪ねていた。しばらく話していて、そして、まあ、なんだかんだの最中に、空調が壊れていると連絡が入った気がする。
そう思った途端、床に落ちていた学校支給タブレットに通知が入る。そう、やはりあの日。空調の故障を告げるメッセージを横目で見る。
目の前にずっといた戸惑い部屋を見回していたカナタは、その音で気を取り戻したようだった。神妙な横顔で、どういうことだ?と呟くが、ボクにも分からないと言うほかなかった。何の日かは分かったが、さきほどまで確か、未知の惑星にいて…見つけた奇妙な実を食べていたような気がする。そこからの記憶がない。
タイムリープなんてファンタジーもシャルスの脳裏によぎるが、目の前のカナタの肉付きは24歳だった。特注のためあの頃まだ届いていなかった義手も、24歳の仕様だ。股間のそそりたったままのものの角度も。
異常な状況のため後回しにしていたが、シャルスはベッドに腰掛けたカナタの股座に顔を埋めていた。これ久しぶりだなあ、と見つめていれば流石にカナタも露出したままであることに気づき、ズボンを引き戻そうとしてくる。その反動でカナタはベッドに仰向けとなり、幅の狭い寝台だ、勢いのまま向こうの壁に頭をぶつけた。大丈夫?と咄嗟に声が出たが、本人は平然としている。痛くないぞ。結構鈍い音がした気がするが。夢の中か?という言葉で腑におちる。そうか、夢か。カナタとありえない色事をする夢はたまに見る。今日のはあまりにリアルだが。
あの日の夢。カナタの陰茎を咥えた最後の日。あの日、空調が壊れた通知でカナタが騒いでしまい精液を飲めなかったんだよな、と噛み締める。
空調が効いてないことに気づかず、ほどよく暑くなり熱くなった二人は、キャンプから何度目かの行為に流れていた。数えるつもりも起きない回数だった。カナタがアリエスに告白される直前、いやそれどころか、カナタがアリエスに恋愛感情があるとシャルスがまだ気づいていなかった頃。反省している、恋愛には疎かった。過去形でもない、今でもよく分からないままだ。交尾だってしたこともない。
少し萎えたようだが、結局まだ丸出しの太い肉に、指を伸ばす。感触はあの頃のような弾力。ぬめりけとしめりけ。膨らんだラインに指先が触れた途端、カナタは驚いたように肩を跳ねさせた。名前を呼ばれる。無視してもいいかな、と思えた。どうせ止めたいだけだろう。24歳のカナタだったら止める。18のときのカナタなら流されていた。続きしようよ。
本当にキミには悪いことをした、とシャルスは心から思う。言葉として告げることは残念ながら、舌は肉を甘く食むためできなかった。カナタは即座に上半身を起こし、べしり、と肩を平手打ちしてくるが、なるほど痛くない。やっぱり夢だ。よかった。赤面したカナタの顔を下から覗き込む。
可愛いな。24の姿ではあるが、あのときと変わらない表情に、想いも酸っぱく蘇る。とはいえ好きとかではなく単純に、可愛い。普段はあんなに包容力溢れてかっこいい彼が、寝台ではツンとしたまま可愛くなる。18の頃には確かもう慣れ切って楽しんでいたのに、今また狼狽していることも少しおかしかった。ツボに入りそうだが、堪える。ここで笑うとカナタが完全に萎えるのも経験済みだ。夢の中なんだから、楽しもうよ。カナタは快楽に決して弱くないはずだが、シャルスの誰に試すでもない無駄な知識は数年の間に随分増えており、いくつか試しに実地してみれば困惑の色に染まっていたブラウンの瞳は、徐々に茫然と色を芳しくさせていた。夢だから、少し都合がいいらしい。すっかり戻った。いい角度だ。もしかすれば雄でも孕ませられそうな程に屈強なそれ。
そして吸い上げながら、尻がむずつくのを感じていた。前よりも後ろが、ひりひり熱い。体の奥がじんじんする。服をつけたままの全身が汗ばみ、わずらわしい。だからといって、そこを触ってもらったことも、そんなことを告げたこともなかった。18でシャルスは一人遊びも覚えたが、24の今となってはそんな初心者の頃より、とんでもなくあれこれを一人で試しまくり楽しみまくり拡張しまくっている。今も顎が外れそうなカナタのものが、本来使用を想定されていない穴へぎりぎり入るくらいには。
使ってもらうつもりはさらさらないが、それでも口に含むたびに、脳は背後に差し込まれるものを想起させていた。どうしようもなく腰が揺れることに気づかれないよう、カナタの太腿の筋を撫でる。掠れた声。気持ち良さそうで嬉しくなる。その姿に、心の器がどぷどぷと満たされていく。ねえもし、……だったら、熱いんだろうな。痛いかもしれない。この夢の中なら痛くないかもしれないけれど、どうせなら痛い方がいいな、などとカナタの強烈な雄の匂いの中でシャルスはぼんやり思う。二度としたくなくなるように痛くしてほしい。けれど、一度だってしたくない。
ほどなく、カナタの右手がシャルスの柔らかな髪に触れてきた。も、だめだ、と眉間のシワが拒否をする。愛しい吐息。若い時より時間かかったかな。絶倫の一発目。出そうなの?肉に息を吹きかけ擽る。突き放してくる力に抵抗したかったが、こちらの思惑などお見通しとばかりに、足で蹴られた。震えるあの恍惚とする瞬間さえも視界の外だ。夢なのに都合が悪い。ぼと、とせめて鎖骨のあたりに白い一滴が落ちてきただけ。床を汚す方が面倒じゃない?飲ませるかよ。呼吸は荒いが、満足げな声音。良かったようだ。残念、と言いつつ肌についた方は既に指で舐めとっているが、青臭くて不味いし喉にひっかかる。夢にしては味の再現度が高い。料理したらなんとかならないか、空気に触れさせず直接飲めばマシらしいとか、考えてはみるが、この知的好奇心に協力はしてくれないだろう。
僅かだが飲めたから良いことにしよう。昔のパターンならこの後、こちらも処理が必要と決めつけられて脱がされての兜合わせコースだが、そうはいかない。それはそれで気持ちよかった記憶しかないが、一方的にまさぐって終わる方がいい。夢ならばここで切り上げさせてもらう。シャルスの決意は固いが、この夢はどうすれば終わるのだろう。
カナタも疑問符を浮かべていた。夢、覚めねえな…?と、まるで彼自身も夢を見ているかのように言う。一気に全身が冷えた。まとわりつく温度や先ほどまでの熱などものともしない。まさか夢じゃないのか?見回す景色は確かに夢の中だ。シャルスの動揺が伝わったのか、カナタの顔も引きつる。あれ…、と口籠る。もしかして、シャルスも…夢見てる…?訊ねられた瞬間、理解した。同時だ。
二人とも同時に同じ夢を見ている。夢を共有している。
いやだ、と口から溢したのはシャルスだった。ごめんカナタ、なにやってるんだボクは!そう喚き出し、膝をつく。情けなさは、己への怒りだった。これは自分の夢だけでは済まない。目覚めて後悔するのはボク一人じゃない。最低な不貞に巻き込んでしまった。口からつく言葉に覆いかぶさるように、気持ちよくなってたオレが悪い!とカナタは、涙を隠すシャルスの腕を取る。やめてくれ、と離れたいがカナタの力に勝てるはずもない。強く掴まれているのに、痛くない。
シャルスお前うまくなりすぎだろ!それ反省しろ!あまりに理不尽。きょとんとすれば、オレ以外とするのはもちろん…そりゃ、うん…いいけどよ、相手はちゃんとだな…と言いだす。えっボクはカナタとしか…そこまで言いかけて分かった。さすがにそれは堪えられない。カナタ以外とするわけないじゃないか!大笑いしてしまう。そうか、ちょっとくらい嫉妬してくれたのかな、そんなわけないか、男をとっかえひっかえ遊び回ってると思われたのかな?そんなわけないよ。次第にツボに入り、上達の理由も弁護もひとつも喋れないがカナタもその様子に勘違いを気づいたらしい。
笑ってるうちに、風が涼やかに吹いた。
腕は掴まれたままだが、クラストスーツを着ている。未知の惑星。途切れた記憶のままだ。特に股間の熱さもない。喉もすっきりしている。
あれ、と顔を見合わせる。なんだっけ。あれ?今までなにをしていたんだっけ?なんとなく、意識を失ったことは覚えている。握った掌を開くと、かじりかけの奇妙な実。カナタの手の中にもあるようだ。慌てて時刻を確認すれば、おそらく一時間も経過していない。
だが、とても甘くて辛い記憶だけがある。少し青臭くて、とても食べにくい感覚。そうだこの実は、食べる前からおかしかったんだ。思い出して実の可食判定機を再度試してみると、今度はBADと出た。いろいろ表示が増えたが、不味いとか毒とはまた違う。こんなの食べて大丈夫だったかな?今のところ、お腹を壊す気配はない。一応、治療薬を見据えて成分を調査するためにも採取しておくことにした。不思議そうな顔で首を捻っているカナタに視線を向けると、唇を尖らせて言う。
シャルスに酷い目に遭わされた気がするぞオレ…。そんな曖昧な記憶で言われても、シャルスにもさっぱり記憶がない。夢の話だとしても、ごめんねー、と雑に謝りながらふと閃いた。じゃあ今晩…、耳元に寄せて囁くと、カナタは眉をひそめる。……お詫びさせて。たっぷりの間ののち告げると、べちんと右手が軽く肩に当たった。じゃれ合い程度のそれは、ほんの少しだけ痛い。オレを口説くな!カナタの語気は荒いが、赤面はしていない。冗談だよ、キャプテン。くすぐったい笑いがこみ上げてくる。
甘くて辛くて、それは楽しい夢だった気がする。
-----------

【♡拍手】

No.2543|彼方のアストラ関連

PR