：：柚缶日記：：

8日に月食だったので纏わるカナシャル文（ツイートから修正まとめ）

----
『傍らで星を浴びる』
ムーサニッシュで見える貴重な天体周期の動画を、カナタが送ってくれた。
届いた昼過ぎには忙しく、夜ようやく、カナタたちの声も入ったそれを見る。画面は遠くて手ブレもあるが、つい寝室の窓から夜空を見上げた。
素っ気ない普段の夜でも掲げて仰げば、傍らで星を浴びるような、囁きがささやかに。
お礼とすれば言い訳になる夜の衝動で、通話を繋ぐ。あちらの今は朝、寝起きの声が返ってきた。ありがとう。
カメラはオフでいい、会いたくなりそうだ。衛星の輝きがまぶしくて、涙が出てくる顔も見られなくていい。
それでもこちらの沈黙に、カナタは何かを察した声を出す。酷い話だ。
じゃあ次の、ヴィクシアでなら見られる……これだこれ、三年後の彗星を撮ってくれ、と言いかけたカナタは、やっぱいいやと急にやさしさを翻す。
一緒に見ようぜ、とやさしさを膨らませる。
こっちに来るってこと？いいや、宇宙で。船で！
キミはまた新しい未来を見せる、ああ叶えないわけにいかないな。
----

これを小説化してもいいし、漫画にしてもいい気はするが
その三年後だけを漫画にするのもいいかもしれない

私は月だと昼間に見える月が一番すきだな。
惑星アストラに月はないけど、月と呼ぶ衛星はないのだろうか。
月の潮力が農業に関わる現実があるし、人為的に制御する重力革命の応用が発展してたりしないのかな。
その装置の名前をmoonとしたりしてないかな。だとしたらチキュウもどこかで使うか…
月はいろんなことでささやかに、でも必須な存在として地球に関与してる

【♡拍手】