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::柚缶日記::

もしもし!!!もしもし!!聞こえますか!!!

理数脳

2009/06/26(Fri)

※おい!これどう見ても日記だぞ!

ガチなSFものを読んでると、自分の理数的知識・興味・概念が多く欠落していることに気づかされる。
数学的思考はたまにするけれど、それはある程度、言語パズルの要素を踏まえていて、本来の数式や科学が孕む発展性は手に届く気がしない。
サイエンス・フィクションらしさは、簡単に説明できることにわざとかっこつけて難しい言葉を使うことではない。必要なのは、根本的な知識とそれをいじくるだけの応用力。言語は応用すると「間違い」と呼ばれ易い学問なのに、数学というのは、まぁなんということでしょうビフォーアフター。
いや、言語も生きてるから変化はする。誰だってたぶん、死んだ学問に興味ないです。それでもネクロフィリアはいる。彼らにとっては生きていない方が愛しやすいようなんだが、やめてくれたまえよ本当に。

それと、SFものは総じて「怖い」と感じる。宇宙に対する根源的な畏怖だろうかね。ちびっこの頃には宇宙と聞くだけで並々ならぬ恐怖を感じた。アニメの21えもんでさえ、怖くて見えなかった。あ、でもなんか宇宙人会社員の…ラザニア好きなクルーがいる…赤いスーツの…あのアニメは見てた。

まったく感じないのもあるけど。SO2とか。とはいえハッピーエンドではない物語だから、書き様によっては変わるだろうけど。少なくとも「怖い」じゃない。
あと竹宮惠子さんの「私を月まで連れてって!」は、たぶん最初に出会った未来ものSF。流石に生まれる前に始まった作品なので母のだけど、何回も読み返してる。コメディSF大好き! なにぃ、完全版があるだと…ボロボロで、どっかに行っちゃったページが多々あるんだ…。
「風と木の詩」とか「地球へ…」で有名な人だけど、そっちは読んだことないです。
少女漫画度が強いとはいえ、まぁひとまずダン・マイルドは今の自分に好みなタイプ。ハンサムで超エリートだけど、女好きで普段ジョークしてるアンティークマニアで少年心を持つ20代後半。
自分が年齢差に萌えないのも、この作品を幼いときに読んだ影響があると思う。普通だから。あれは体格差や危険性が燃えるんだろうからなぁ。大人と幼女でも、数年したら釣り合うな意識もこの作品からだよ。
「ブライトの憂鬱」は、絵がさっぱりしちゃって残念だったけど、二回目読んだら色々深くて吃驚した。
少女漫画でSFものだと、他に川原由美子さんの「観葉少女(プランツドール)」も面白いよ。シリアスもコメディもある、一話完結形式。アンティークドレスで人形的な幼女好きにもオススメ。

怖いと感じさせるSFはきっと凄い。怖いかもしれない、と気づかされるものも含めて。
それでも怖くないSF、明るい日々の未来、コメディSFが好きだけど、恐怖を腹に据えたことのないものは、ふわふわしているんだろう。おやつに食べるなら、ふわふわしているのはとても美味しい。だけど、きれいなだけのものには、得てしてあまり惹かれない。

まぁつまり、今持つものを犠牲にすることなく、理数脳が欲しい、そういうわけなんだよ。学問が払う犠牲は、時間だけだと思ってるんだが…そして、人は時間を持てるわけではないと思うのだが。飛ぶ鳥に名前をつけても、その鳥がそのひとのものではないことと同じで。しかし飛行機は鳥がいたから出来た。




おおぁ!
数か月前に猫の飯買いに行く最中の道で疑問が浮かんでゾクゾクしたこと、
判りやすい答えはないし、どうしても思い出せなかったんだけど
今読んでる本に台詞として疑問されてて、思い出せた!
もちろん、本の方が良質な質問なんだけど!
エネルギーはどこにあるのか!(本:どうやって生まれてきたのか)
そうかそれだ、言葉にしたら、そういう疑問だったんだ!
感激したので、携帯から追記でした。

No.566|他版権話題

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