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::柚缶日記::

もしもし!!!もしもし!!聞こえますか!!!

幼馴染の話

2010/11/17(Wed)

ちょっと前から描いて書いたのに出してなかった。
なんかあんまり描かないジャンルの方が、塗りが実験しやすいな。


今まで自分が知ってる中で、一番「こりゃすげぇ」と思った幼馴染は、DQ5のビアンカさん。
ちなみに私はフローラ好きです。が、タメ張れるくらい子ども時代のビアンカもだいすき。

作中で成長するから、プレイヤーにとっても『昔一緒にすごした女の子』っていう幼馴染の基本が実現している。決して長く一緒にすごしたわけではないけれど、当時の大冒険を過ごしているから、幼馴染設定にありがちな思い出話だけを喋られるより、格段に印象が違う。あのちっちゃい頃だからこそ、お姉さんぶる仕草もすごくかわいいしな。
まぁ完全な幼馴染としてはレヌール城だけでは弱いんだけど、幼馴染特有の馴れ馴れしさも幼女理由だけでなく、もう少し前に会っている、っていう前提にくわえて『小さかったから覚えていない』という説得力のある説明になっているんだよな。だから、プレイヤー=主人公が知らなくて初対面印象からでも問題ないんだよなー。

んで奴隷時代に、傍いる支えにヘンリーがいてくれたけれど、絶対にビアンカとの思い出は、外への支えとか希望になっていただろうと思う。奴隷中に字を読みたいと学ぶのもビアンカからの影響だろうし。(ヘンリーは王族だから字が読めそうって配置もいいよなぁ)レヌールでの期間より、そこが重要。
ビアンカは成長すると、良妻賢母な『女性』になって、幼いころのオテンバ娘と印象が少し違うってのも面白い。押し押しだった負けず嫌いで勝気な子が、逃げるように去ろうとしてフローラに引き止められてるんだもんなぁ。きっといろいろあったんだろうな…。

ちなみにフローラとはこれから一緒に思い出たくさん作ってくんだよ! 未来が大事だろ!
その場合主人公にとって、ビアンカはお姉さんにしか見えないけれど、ビアンカが自分を想ってくれてるんじゃないかって戸惑ってしまう結婚前夜、というイメージ。でもビアンカが否定するから、おかしいと思いつつもストレートに受け取ってしまう。だからビアンカも気にかけて心配して大事にするし、変な男と結婚はしてほしくないっていう、ちょっぴりシスコンな弟ね。フローラ嫁だとボロンゴ使えないんだよなぁ。私はボロンゴって名前が好きだ!
んでDQで一番好きな幼馴染は、ミーティア姫! マリベルやシンシアも好きだなー。

あと面白いなーと思ったのは、幼馴染キャラとして出てくるんだけど、実は幼馴染というより同じ町出身なだけで、主人公とは一回話したときに印象ついてただけでそれ以前は気にも留めずにむしろ他の男の子たちのアイドルだったっていう、ティファだなぁ。特にクラティファンではないのだけど、その一度きりの会話から再会までで、淡い想いを意識していっただろうところもかわいいしな。
あー自分のザクエア好きもちょっと一度語りたいわ。ラブラブじゃないので。
FFの幼馴染だと、パンネロが一番好きだな。


あれだな、幼馴染は最初からいても自然だから、チュートリアルや話し相手になるっていう便利な立ち位置なんだよな。主人公の過去を知っているとか。ヒロインの場合なら恋愛描写の段階も、なぁなぁで行けるし。気づいたら君がずっとそばにいてくれた…君だけはいつも僕を信じてくれた励ましてくれた…とかのな。同性で友情でもいいやんと思うんだけど。腐なしで。
いや実際だったらもっとキツイ言い合いしててもよくね?とか思ってしまう。あるいは、逆に壁が他より高くなってしまっていたり。態度が幼馴染と他で変わりすぎててもプレイヤーへの印象悪いし…。(好きな人は好きか。主人公だけのものみたいなノリだろう)しかし実際の兄妹、姉弟、恋人同士みたいな幼馴染キャラは、よっぽど上手くやってもうざくなるからダメなのはわかる。まぁなんだ。ずっと一緒に過ごしてきた幼馴染なら息の合った面白トークしてくれ。過去回想を口にするのは、暗黙の了解で避ける方向で。避けるだろふつう…自分の黒歴史を改竄したい的に考えて…証人との取引だろ…?

No.858|DQ関連

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