
本編で語るのは難しい範囲の余談をします
カシワくんは、兄ちゃんの直近元カノの息子。
結婚したわけではないので、義息ではないんだけども成人するまでは預かってる。
動画編集や料理や農業やらを教えて手伝ってもらって(駄賃だけど給料も出して)
後々それで自立してどこかに就職できるようにと育てている。
元カノの連れ子が家にいて、恋人を作るのはやりにくいので、今は恋愛をしていない。
ひとりぼっちが寂しくて恋心を作っていたのは否定しないが、いつも本気だったし、浮気をされてもしたことはない。
ただし、子どもが作れる可能性がある同種とは絶対に恋人にならない。
世話は得意でも、ジョサ本人は子どもが苦手。嫌いではない。
ただ『自分のような男に懐いてくると、社会性が歪む』という怪しいオジサン自認があり
カシワのように意思疎通ができて年頃より賢く、それでいて環境が歪んでいた子に対して
少しの間の世話なら、まっとうなフリができるだろうと愛した相手の子に責任を続けている。
カシワくんはヒナとニワトリの間で、あと1年もして目つきが鋭くなってきたら目途。
ただ、本人が考えているより実際の彼は『まっとう』ではある。世話得意だしな。
弟のツザからは懐かれているが、弟も少し頭がおかしいため、人前で隠せるよう世話した。
妹のオアからは軽蔑されており、全く名前を呼んでもらえないが、まっとうだなと喜んでいる。
そして彼の本名は、ジョサではない。配信者名。カシワは知らない、弟妹は忘れた。
ツザの訛りはジョサの初彼女からヒト語を教わったもので、そのときもちろん一緒に教わっていたが
次の彼女がその事実を知ったとき、直せと要求されたので、ジョサはすぐ直した。
次の彼女は、幼馴染(オス)の妹であり、その幼馴染からは妹を騙したと今でも恨まれている。
カシワは車椅子だが、実は歩ける。
カシワの母はカシワのことを愛していたが、死の間際に、呪いをかけた。
『三歩歩けば、母を忘れる』という呪いの言葉で、それは彼女の思い込みでしかないのだが
まだ忘れたくないと泣くカシワに、ジョサは車椅子を作ってやった。
車輪は椅子の底に折りたためて、車にも乗れる。助手席も乗せられるように改造した。
そのうち歩ける日が来るのも、別れの目途だとジョサは考えている。
カシワは、車椅子の整備があるなら、ずっと助手でいられるかもしれない、と考えている。
母の言葉はいつも本音の虚言だったと、うすうす気づきだしているから。
これで一本描けるだろ VS 主人公では描けないんだジョサは
ジョサにはもうひとつ、ツザも知らない秘密があるけど、それは本編で説明します6話かなあ
といっても、たいした情報じゃないよ。
クマノとかいう弟のカレシに対する所感とかもな、そのときにな